こんにちは、けんけんです。
「自己肯定感」や「自己効力感」を高めることが大切と言われて久しいですね。
でも、自己肯定感や自己効力感というものはなかなかすぐに高めることが難しいと感じています。
今回は自己肯定感や自己効力感といったものを高める前に、「自分自身を否定することをやめましょう」といった内容について書いていきたいと思います。
それでは、どうぞ!!
自分を否定しない技術
口癖を変える
まず、簡単に取り組めることは、口癖を変えるということでしょう。
「どうせ…」「でも…」「だって…」
といった口癖を持っている人は、これらの言葉を使わないようにするだけで十分です。
これらの言葉には、大体は自分を否定する言葉が続きます。
「どうせ私なんて…」「でも私にはできない…」「だって私はあなたと違って…」などです。
とはいえ、口癖を変えるというのは思っている以上に難しいものです。
そもそも、これらの口癖は気づかないうちに出ていることが多い。
私自身、これらのネガティブな言葉を言っている自覚はありませんでしたが、同僚に指摘されて初めて気づきました。
口癖を自覚できても、それを改善しようとしても、なかなか上手くいきません。
ですので、自分のできる範囲から取り組んでみてください。
1日に100回ネガティブな口癖を言っていても、98回に減らすことができたら上等です。
出来たことに目を向ける
自分を否定している人は、自分ができなかったことなどネガティブな面にスポットライトを当てていることが多いです。
仕事でもプライベートでも、ネガティブな面を見ては、「私なんて…」と感じているのです。
物事には必ずポジティブな面があります。
自分ができなかったことに注目するのではなく、できたことに目を向けましょう。
お勧めなのは、『できたことノート』を作ること。
夜、落ち着いた時間に、温かいお茶でも飲みながら、その日にできたことを振り返ってみましょう。
続けていると、自分に自信が持てるようになってきますよ。
白黒思考をやめる
白黒思考とは、物事を極端に二分化して考えることを言います。完璧主義や0・100思考などとも言われます。
先ほどの、できたことに目を向けることにも通じますが、「私はなんでできないんだろう…」などと考えている人は、できなかったという結果のみに注目しています。
結果としてできなかったことがあったとしても、少しくらいはできていた部分があるのではないでしょうか?
例えば、今日終わらせようとしていた仕事が終わらなかったとして、結果だけに注目すると、「私にはできなかった」ということになります。
これは白黒思考です。
「1割でも終わらせることができた」のなら、それは「できなかったこと」ではありません。
例え実際にその仕事に着手できなかったとしても、「明日は着手する時間が取れそうだ」などと何かしらできている部分はあるはずなのです。
結果だけ見て極端に考えるのではなく、中途半端でもいいと自分に許可を出しましょう。
人と比べない
自分を否定してしまうときは、だいたい他人と自分を比べています。
「あの人に比べて私は…」といった感じです。
SNSが発達した今、人と比べることはとても容易になりました。
「同級生は仕事も順調そうだ、結婚もして、子供にも恵まれ、旅行なども楽しんでいる。それに比べて私は…」
他人と自分を比べると、こののように自分のネガティブな面ばかりを見ることになります。
人はつい他人と比べてしまう生き物ではありますが、意識して人と比べないようにしてみましょう。
少しでも人と比べる回数が減ると、とても生きやすくなりますよ。
SNSを見ないことも有効です。
書籍紹介
今回は自分を否定しないように、私自身が気を付けていることについて書いてみました。
下記の書籍も参考になると思いますので、良かったら読んでみてください。