仕事術

ゆっくり動いたら仕事で焦らなくなった話

この記事がおすすめな人

  • いつも焦っている人
  • 落ち着いて仕事をしたい人
  • 仕事のみでなく、プライベートでもゆとりが欲しい人

こんにちは、けんけんです!

私はすごくせっかちな人間で、仕事中もせわしく動いて落ち着きがないとよく言われます。

でも本当は余裕をもって仕事したいし、もっと言えばプライベートでも余裕のある人間になりたい。

そんな思いを抱える中、一冊の本との出会いで解決策を見つけることができました。

それが『ゆっくり動く』ということだったのです。

今回は、私が『ゆっくり動く』ということを実践してみて感じたことを書いていきたいと思います。

それではどうぞ!

なぜゆっくり動くことが大切なのか

少し科学的なお話です。

人には自律神経と呼ばれるものが備わっています。

自律神経には交感神経と副交感神経と呼ばれるものがあって、これらが働くことで私たちは生きていくことができます。

例を挙げると、自律神経は心拍数(心臓が動き)に関わっていたりします。

交感神経と副交感神経はお互いにシーソーのようにバランスを取っていて、副交感神経が主に働くと人はリラックス状態となります

現代人は交感神経が主に働いていることがほとんど…

でもゆっくり動くことで、副交感神経の働きを高めることができるのです

ゆっくり動くことで変わったこと(仕事編)

焦らなくなった

私の仕事はサービス接客業で、お客様の要望にすぐに応えることが必要な場合が多いです。

なので、在庫を取りに行くときやお客様対応など、バタバタとせわしなく動き回っていました。

いつも「早くしなきゃ、効率的に仕事をこなさなきゃ」と焦っていたのですね。

それに、「急がないとお客様に怒られる…」とも思っていて、余計に焦っていました。

『ゆっくり動く』を実践するにあたって、まずは移動するときに走ったり、早歩きをすることを辞めました。

あくまで自分のペースで歩きます。

最初は「お客様に怒られるのではないか?周りからもっと早く動けと言われるのではないか?」と思ってとても怖かったです。

それでも『ゆっくり動く』ことに意識して取り組むと、次第に自分のペースで仕事を進めることができるようになり焦ることが無くなりました。

実際に怒られることも1回もありませんでした。

人の話をしっかり聞けるようになった

『ゆっくり動く』を実践するのと同時に行っていたのが、『ゆっくり話す』ということ

やってみるとわかるのですが、ゆっくり話すとたくさんのことを話せません。

結果的に必要なことだけを話すこととなり、その分人の話を聞く時間が多くなりました。

すると不思議なことに、お客様の反応も良くなったんですよね。

以前は「とにかく早く話さないとお客様を不快にさせる」とか思っていましたが、とんだ勘違いでした。

ところで、モテる人にはゆっくり話す人が多いみたいですよ!

結果的に仕事が捗るようになった

焦らなくなって、人の話をしっかり聞けるようになったところ、仕事が捗るようになりました。

『ゆっくり動く』ことで落ち着いて仕事を進めることができるので、一つ一つの仕事にもしっかり取り組めるようになりました。

頭の中も自然に整理されるようになり、仕事の優先順位も以前よりつけられるようになりました。

以前は「残業は絶対したくない!」と焦っていたのが、「切りがいいところまではやって帰ろう。終わらなかった分はまたでいいや。」と気楽に考えることができるようにもなりました。

ゆっくり動くことで変わったこと(プライベート編)

運転にゆとりを持つことができるようになった

プライベートで『ゆっくり動く』ことで心がけたことは運転です。

私は地方住みなので、生活に車は欠かせません。

でも以前はどこに行くにも急いでいて、ゆとりは一切なし。

いつか事故するのではという恐怖がありました。

『ゆっくり』を意識するだけで、ハンドル操作やアクセル・ブレーキ操作、左右確認などを丁寧に行うようになりました。

『ゆっくり』でも予定時間に目的地に到着できることも実感することができました。

(教習所ではずっと言われていたことなのに…)

早食いが改善した

食事の際にも『ゆっくり』を意識することで、早食い・大食いも改善できました。

早食いをすると満足感が得られないんですよね。

以前は早く食べて時間を自由に使いたいと思っていました。

『ゆっくり』食べるを意識すると、自然によく噛んで食べるようになるし、少量の食事でも満足感があります。

私自身はまだ痩せていませんが、ダイエット効果もあるのではないかと、今ひそかに期待しているところです。

書籍の紹介

最後に、私に『ゆっくり動く』ことの大切さを教えてくれた本をご紹介したいと思います。

興味を持ってもらえたら、お手に取ってみてください。

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