メンタルヘルス

自分らしく生きるために、見栄を捨てよう。

この記事がお勧めな人

  • つい見栄を張ってしまう人
  • お金がない人
  • 自分らしく生きたい人

こんにちは、けんけんです。

私には悪い癖があります。

それが、タイトルにもあるように見栄を張ってしまうこと。

見栄を張ると人生がとても生きづらくなってしまいます。

今回は、そんな見栄をどうすれば捨てられるかについてお話ししていきたいと思います。

それでは、どうぞ!

見栄を張ると生きづらくなる理由

なぜ見栄を張ると生きづらくなるのか?

私は主に次の2つの理由を考えています。

他人の視線を意識してしまうようになるから

「見栄」という単語をGoogle検索してみると、「見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。」と出てきます。

つまり、見栄とはあくまで他人目線でどう見えるかが大事ということです。

他人から、「こういう風に見られたい」「こういう風には見られたくない」といった欲求から見栄を張ってしまう。

でも、自分以外の人間は日本だけでも1億人以上います。

それに、世の中、上には上がいます。

1億人以上の他人に対して見栄を張るのはどう考えても無理だし、だからこそ見栄には終わりがありません。

結果、見栄を張ると、他人の目線で生きるという終わりのない戦いに参戦することとなり、生きづらくなっていくのです。

無駄にお金を失うことになるから

見栄はお金も失います。

たとえば、あなたが人から凄いと思われたくて新車を買ったとしましょう。

最初は周りの人が「すごい」「カッコイイ」「自分も欲しい」など褒め称えてくれるかもしれません。

でも、世の中上には上がいます。

世の中には自分がどうあがいても買えないような、スーパーカーに乗っている人だっているのです。

今は自分の周りに自分よりいい車に乗っている人がいなくても、未来はわかりません。

そうでなくても車などは流行に移り変わりのあるもの。

見栄で購入した新車にあなたはやがて愛着が持てなくなり、またすごいと言ってもらえるような車を買い求める。

そうしてお金を失うのに、満たされるのは結局また一時的。

これって完全な負のループですよね・・・

なぜ見栄を張ってしまうのか

なぜ見栄を張ってしまうのか、考えたことはありますか?

見栄を張って何かを買うたびに、私は後悔とともになんで見栄を張ってしまったのだろうと考えていました。

何回も何回も同じことを繰り返して、ようやく辿り着いた答え。それは、

自分をバカにしてきた人間を見返すため

というものでした。

人が見栄を張る時、それは人からよく思われたい、つまりバカにされたくないという怖れの感情があるのだと思います。

見栄を捨てるために私がしたこと

じゃあ、見栄を捨てるためにはどうしたらよいのか?

私が行ったことを4つご紹介します。

断捨離

今の自分にとって不必要なもの、大切でないものは潔く捨てましょう。

メルカリなどに出品してお小遣いを稼ぐのも良いかもしれません。見栄で失ったお金が少しでも戻ってくるかもしれません。

捨てることが苦手な人は、明らかな不用品から捨ててみましょう。

捨てて物が減っていくと、自分が大切なものがおぼろげながら見えてきたりします。

それが自分の価値観です。

自分の価値観を大切にしましょう。

今あるものを大切に使う

物を捨てた後に残った物は、自分にとって大切or必要なものです。

そういった物を大切にしましょう。

具体的にはメンテナンスをしてみるのです。

例えば、私は地方都市住みなので、生活のために車とバイク(通勤用)を所有しています。

見栄を張っている時は、もっと大きい車に乗りたい、カッコイイバイクに乗りたいと思い、毎日のようにメーカーのホームページをチェックしていました。

でも車もバイクも高額商品。そうそう簡単に買えるものではありません。

そこで、私は自分の車やバイクを念入りに洗車してみることにしました。

すると不思議なもので、購入した時の嬉しかった気持ちやワクワク感が蘇ってきて、この車・バイクを大切にしようと思いました。

また同時に、自分は車やバイクが好きなんだという気持ちを再認識することができました。

車やバイクに限らず、物をメンテナンスすることは、その物への愛着に変わります。

愛着のわいた大切な物に囲まれる暮らしは素敵だと感じています。

人と比べない

先にも書きましたが、見栄とは「他人からどう見られるか」ということ。

人と比べてより良く見られたいという意識から見栄を張ってしまうのです。

私は自分をバカにしてきた人間を見返すために見栄を張っていました。

見栄という終わりのない戦いから降りる方法は1つだけ。

人と比べないことです。

人と比べるから、自分が劣っているように感じて、少しでも自分を良く見せようと見栄を張る。

人と比べなければ、そもそも自分が劣っているようにも感じることはありません。

でも、人と比べることを辞めるのはとても難しいことです。

今日からは人と自分を比べないと決めても、無意識でふとした瞬間に比べていたりします。

それでも、練習次第で徐々に今より比べなくなっていくことはできます。

まずは、「自分を人と比べない」と決めてできるところから取り組んでいきましょう。

SNSを見ない

人と比べないためにも、SNSを見ないのは有効です。

私は友人が少ないので、日常生活で人と比べてしまうことは少ないのですが、SNSで大して親しくもなかった学生時代の知人の動向を知っては自分と比べて落ち込んでいました。

Facebookを見ては、知人程度の人間に嫉妬して、自分の方が優れているのだと証明するために見栄を張る。

私はFacebookを見るのをやめました。

Twitterは自分の趣味の情報を集めるためにたまに見ていますが、フォロー中やフォロワーに知人は一人もいません。

SNSは見ないようにするのが一番ですが、あくまで自分中心で使うようにしましょう。

おわりに

今回は見栄を張ってしまう理由、見栄を辞める方法について書いてみました。

多くの人は見栄を張ることが習慣になっていて、なかなかすぐに見栄を辞めれないかもしれません。

それでも、できるところから見栄を張ること、つまり、他人基準で生きてしまう生活から脱却してみてはどうでしょう?

私もまだまだ見栄を捨てきれていませんが、他人基準ではなく、自分基準で生きる人生はとても素晴らしいと感じています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

-メンタルヘルス