仕事や日々の生活が辛かったりするなら、自分を褒める習慣をつけるのがお勧め。
今回は私が読書から学んで、日々実践している自分褒めという習慣についてお話ししたいと思います。
なぜ自分を褒めることが必要なのか。
子供の頃を思い出してみてください。
何か出来たら、親や学校の先生が褒めてくれていたのでは無いでしょうか?
では最近、あなたを褒めてくれた人はいますか?
おそらく、居ないのではないでしょうか?
承認欲求という言葉が存在するように、私たちは誰かに認められたいという思いが常にあるのだと思います。
でも、子供の頃と違って、自分を褒めてくれて、分かりやすく認めてくれる人ってなかなか居ないものです。
それに、他人から褒められることを意識しすぎると、他人基準で生活をすることになり、自分のことがよく分からなくなってしまいます。
だからこそ、自分で自分を褒めて、認めてあげる習慣が必要なのです。
自分を褒めることで、自己肯定感や自己効力感などが高まります。
自分を褒めるコツ。
小さなことでも褒める。
日々生活していると、特に褒められるようなことなんてないよ…
という人もいるのではないでしょうか?
何も特別なことをする必要はないのです。
日常生活を送れること。それだけでも本当は十分すごいことなのです。
「朝起きて顔を洗って歯磨きできた」
「遅刻することなく出勤できた」
「読書をすることができた」
「洗濯をすることができた」
まるで子供を褒めるかのように、どんなに小さなことでも、自分を褒めていきましょう。
大げさに褒める。
また、褒めるときは恥ずかしがらずに、大げさに褒めるといいです。
ためしに歯を磨けたことを大げさに褒めてみてください。
「歯を磨くなんてすごい!」「こんなに綺麗に歯を磨くなんて、自分は天才かもしれない!」「歯を磨いた自分はイケてるね!」などなど、思いつく限り最大級自分を褒めてみてください。
大げさに褒めてみると、なんだか凄いことを成し遂げたような気分になってきませんか?
これが自己効力感なのだと思います。
歯を磨こうと決めて、実際に歯を磨いて綺麗になった。
自分の意志で決めて、実行して、結果を残したのです。
先にも述べましたが、日常生活を送れるだけで凄いことなのです。
(私はうつ病で苦しんでいる時は歯も磨けませんでした…)
小さなことを大げさに褒めてみてください。
決断できたことを褒める。
日常生活でできたことを褒める際に、自分で決断できたことを褒めるようにすると自己効力感が高まります。
例えば、お昼ごはんにラーメンが食べたくなって、職場近くのラーメン屋に行ったことなどです。
「ラーメンを食べに行くと決めれた自分凄い!」「実際にラーメンを食べて幸せな気分になれた!」「ラーメンを食べれるだけ仕事して稼いでいる!」
といった感じです。
人は1日の中でたくさんのことを決断しているものです。
自分の決断をしっかり褒めてみてください。
おわりに。
私の年配の知人から聞いた話です。
その方の子供は、お世辞にも器用なほうではなく、小さいころにお手伝いなどをしようとしては失敗していたようです。
でも必ず「僕すごいでしょ。」と言っていたみたいです。
子供は無意識で自分を褒めているものなのかもしれません。
大人になった今こそ、自分で自分を褒めることが大切なのかもと感じたお話でした。